おはにちわ、のまりこです。
本日は身体の痛みを少しでも軽減する方法についてお話しします。
今回ご紹介する本はこちらです。
痛みはうつぶせで治しなさい 腰痛、ひざ痛、肩こりのない長持ちするからだをつくるには [ 舟波 真一 ]
これまでの痛みを軽くするという治療においては用いられることが少なかった方法だと思います。
こちらの筆者は長野県の赤十字病院で勤務していた理学療法士で経験豊かな2人です。
この世の中には星の数ほど治療方法が存在しています。今回お伝えする方法もそのうちの一つですので、これだけに固執せずに他の方法でもうまくいかなったという人がぜひ試してみると良いと思います。
今回は書籍の「はじめに」の部分だけをお伝えします。
目次
腰痛や肩こりなどの意外な犯人
腰や肩に痛みを感じている場合、その痛みに対してどのように対処されますか?
- 痛みを感じた部分を強く揉んだり、叩いたりする。
- 整体やカイロプラティックなどに行き、ボキボキ鳴らしてもらう。
- 痛み止めや湿布を貼る。
多くの人がどれもやったことがあると思いますし、むしろ身体が痛い時は全てをやってしまっているのではないでしょうか😅
一見、1と2は効きそうですし、やった直後は気持ちいいことが多いです。しかし、痛みというものを本当の意味で直すためにはどちらも的が外れているといいます。
ちなみに3は対症療法であり根本的な治療ではありません。
もっと大きく捉えると1〜3の全ては対症療法であり再発性が高いです…
大切な考え方は
「痛みを感じるのは筋肉ではなく脳ということ」
方法は
うつぶせとなった状態で2分間お尻(骨盤)を動かすだけです。
なぜうつぶせでユラユラすると良いのか?
うつぶせになることで、身体が下向きになることで立っている状態に比べて内臓の圧迫が解消され、血行やリンパの流れが良くなります。
つまり、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓予防に有効であると言えます。
聖路加病院 元院長の日野原重明先生もうつぶせ寝を推奨されているそうです。
うつぶせになると膜組織に影響する
書店でも多く並んでいる筋膜がほぐれて伸びます。このほぐれて伸びるというのはとても重要なところです。
伸びるだけならストレッチで良いのではないかと考える人は多いと思いますが、ストレッチはほぐさずに伸びます。つまり絡まったまま伸びるので悪影響を及ぼすことが多いです。
筋膜とは一体何か?
筋膜とは、タンパク質の繊維でできた、文字通りに筋肉を包んでいる薄い膜です。この薄い膜というものは、筋肉だけではなく内臓や神経、血管、脂肪まで身体のありとあらゆる組織を全て包んでいます。
ですので、細かくとお伝えすると筋膜ではなく結合組織と言われる膜です。
膜組織を用いて脳へ良い刺激を送る
身体全体を包む膜組織は、わかりやすく例えるとボディスーツです。
腕で皺が寄っていたりすると背中などが動かしにくことがありますよね?
まさに膜組織が身体を動かしにくくしている瞬間です。それなのに身体の痛みは腰に出たりします。
そのときに、腰や肩に対して強く揉んだり、叩いたり、ボキボキしても根本的な治療ができるわけはないですよね。
この膜組織には、痛みを刺激として感じるレセプター(受容器)がたくさん存在します。このレセプターで感じた刺激は神経を通じて脳に送られ、初めて「痛い」と感じるわけです。
つまり、痛みのある筋肉などを強く揉んだりするのではなく、膜組織をほぐしてあげること、脳に痛くないと刺激を加える必要があります。
うつぶせユラユラがもたらす効果とは?
疼痛軽減、冷え性、浮腫み、便秘、歯ぎしり、めまい、耳鳴り、整理不順、不眠、自然治癒力の向上、運動能力の向上、柔軟性の向上
詳しいやり方は書籍を読んでいただくか、下記の動画ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=bez9VR2nzJk
うつぶせができない時は?
- 仰向けでユラユラする
- 椅子にもたれずに座ってユラユラする
- 立ってユラユラする
感想
私自身は執筆された2人の先生のセミナーに参加していることもあり効果についてはとても理解できております。ですので、朝起きる前の5分と寝る前の5分は必ず行うようにしております。
私自身高校時代から椎間板ヘルニアやぎっくり腰など何度も繰り返しておりました。ですがユラユラをやる習慣となってからは以前のような痛みが出ることは無くなりました。もちろんキャパオーバーした重たい荷物や無理な姿勢をとれば痛みますが、これはどんな人でも痛いですよね…
とにかく、ひと昔の治療では腰痛にうつ伏せこそ悪みたいな表現をしていることも多くありました。しかし、実際には今回は記載しておりませんが、腹圧が上がることで痛みの改善や身体を動かしやすくすることは解剖学的にも発達段階から見ても理解できます。
是非、既存の治療で改善できない方は試してみるのが良いと思います。
是非、さらに詳しく知りたいという方はご一読いただくか、インターネットでBiNIアプローチと検索して調べてみていただくか下記のリンクからBiNIアプローチセンターのHPをご確認いただくと良いと思います。
http://www.bini-center.com
痛みはうつぶせで治しなさい 腰痛、ひざ痛、肩こりのない長持ちするからだをつくるには [ 舟波 真一 ]
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