おはこんわ、薬剤師ののまりこです。
本日は、クレストール錠(先発品)についてです。
後発品の名称はロスバスタチン錠といい動脈硬化性疾患予防ガイドライン、つまり動脈硬化が原因で起こる疾患ではLDLーコレステロールを下げることが最も重要であると記載されています。
LDL-コレステロール(悪玉コレステロール)を下げる薬はいろいろありますが、その中でもスタチン系と言われる種類が1番有名で強力にLDL-コレステロールを下げてくれます。
スタチン系の中でもよく使われているクレストール錠についてお伝えします。
目次
規格
- 2.5mg
- 5mg
適応
- 高コレステロール血症
- 家族性コレステロール血症
禁忌
- 肝機能低下している患者
- 妊婦:催奇形成の報告あり
- 授乳婦
- ネオーラルorサンディミュン(シクロスポリン)服用患者
→クレストールの代謝を阻害し副作用を出やすくするため
用法・用量
- 1日1回25mgを服用
- 1日最高20mgまで
注意
- 腎機能低下している人
- フィブラート系との併用は基本しない
- 肝機能低下している人
→副作用が起こりやすい
副作用
- 重大な物として横紋筋融解症(1,000人に1人以下)
- 肝障害など
※横紋筋融解症
コレステロールを下げる薬の副作用の特徴で初期症状は筋肉痛、手足の痺れ、次に脱力や赤褐色尿が生じます。
その後、腎不全になる可能性が高い。血清CK値が1万U/L 以上になったります。
感想
- ストロングスタチン(作用の強いもの)の1つでとってもよく処方されている。
- 相互作用も少なく、1日1回でコレステロール値を強く下げてくれます。
- 副作用も少ないです。
- 中年以降の患者さんは、コレステロールの薬が血圧の薬どっちかは飲んでいるイメージ。私の両親も飲んでいます。
- 横紋筋融解症の初期症状は説明は必ず確認しましょう。
さらに詳しく知りたい方は、添付文章を参照してください。
https://med.astrazeneca.co.jp/product/CRS.html#frameId=frame-one&height=42
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