今日は引き続き、アナフィラキシーの勉強をしようと思います🙆♀️
目次
初期対応
医薬品の投与後にアナフィラキシーの兆候が現れた場合、当該医薬品の投与を直ちに中止し、以下の対応を行います。
バイタルサインの確認→循環、気道、呼吸、意識状態、皮膚、体重を評価する。
助けを呼ぶ→可能なら蘇生チームまたは救急隊
アドレナリンの筋肉注射→0.01mg/kg(最大量:成人0.5mg、小児0.3mg)。必要に応じて5〜15分毎に再投与する。エピペンでも可。
患者を仰向けにする→仰向けにして30cm程度足を高くする。呼吸が苦しい時は少し上体を起こす。嘔吐しているときは顔を横向きにする。突然立ち上がったり座ったりした場合、数秒で急変することがある。
酸素投与→必要な場合、フェイスマスクが経鼻エアウェイで高流量の酸素投与を行う。
静脈ルートの確保→必要に応じて0.9%生食水を5〜10分の間に成人なら5〜10ml/kg、小児なら10ml/kg投与する。
心肺蘇生→必要に応じて胸部圧迫法で心肺蘇生を行う。
バイタル測定→頻回かつ定期的に患者の血圧、脈拍、呼吸状態、酸素化を評価する。
アナフィラキシーの症状
通常、アナフィラキシーの症状は、皮膚・粘膜、上気道・下気道、消化器、心血管系、中枢神経系の二つ以上の器官系に生じます。

考察
アナフィラキシーは突然起こります。特に、医薬品では、今までは大丈夫だった薬が合わなくなったケースも多いです。
いつ起きても、冷静に対処できるように心がけようと思います🙆♀️
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