おはにちわ、薬剤師ののまりこです。
今日は中枢性非麻薬性鎮咳薬のメジコン錠の勉強をしようと思います。
この薬はリン酸コデインとほぼ同等の鎮咳作用と言われています。気道分泌抑制作用はありません。小さい錠剤でとても服用しやすいです。
目次
☆規格☆
- 15mg
- 散剤
- 水剤もあり。
☆適応☆
- 次記疾患に伴う咳嗽:感冒、急性気管支炎、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺炎、肺結核、上気道炎(咽喉頭炎、鼻カタル)。
- 気管支造影術及び気管支鏡検査時の咳嗽。
☆用法・用量☆
1回15~30mgを1日1~4回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
☆禁忌☆
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
- MAO阻害剤投与中の患者。
☆基本的な注意☆
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないように注意する。
☆併用禁忌薬☆
MAO阻害剤[<臨床症状>セロトニン症候群(痙攣、ミオクローヌス、反射亢進、発汗、異常高熱、昏睡等)が現れるとの報告がある(デキストロメトルファンは中枢のセロトニン濃度を上昇させ、MAO阻害剤はセロトニンの代謝を阻害し、セロトニンの濃度を上昇させるので、併用によりセロトニンの濃度が更に高くなる恐れがある)]。
薬剤名だとエフピー錠、アジレクト錠、エクフィナ錠などです。
☆併用注意薬☆
たくさんあるので添付文書を参照してください。
https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/drug.medpeer.jp/package_inserts/2223001F2099.pdf
☆副作用☆
- 眠気
- 頭痛
- 口渇
- 食用不振など
☆高齢者☆
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するなど注意する。
☆妊婦☆
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]。と記載ありますが、比較的安全と言うデータがあるため、妊娠中でも処方されます。
☆小児☆
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。
☆感想☆
服用したことありますが、鎮咳作用は弱く感じました。しかし、副作用が少なく、粒も小さいので飲みやすいかなーと思います。よく風邪の人に処方されてます。
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