こんにちは!のまりこです🤗
今日はプルゼニド錠の勉強をしようと思います。
プルゼニドは大腸刺激性下剤の1つです。
大腸腸管において、成分であるセンノシドが腸内細菌により加水分解され、レインアンスロンという物質になり、粘膜などを刺激し大腸運動を促進します。
☆特徴☆
⚫︎耐性が生じやすい。頓用での使用を推奨。
⚫︎妊婦へは基本禁忌。
⚫︎けいれん性便秘(副交感神経が亢進し、腸管が緊張状態となり便の移送が妨げられるために起こる便秘のこと)には禁忌。
⚫︎低カリウム血症には禁忌。
⚫︎尿の色が黄褐色又は赤色になる。
⚫︎効果は服用後7〜12時間後に出るので、就寝前服用が推奨される。
たまに毎日服用していたり、朝昼晩と1日3回服用してる人がいますが、オススメできませんね。入院患者さんの便秘の頓用と言えばプルゼニド錠です!
〈簡易添付文書〉
目次
☆規格☆
12mg
☆適応☆
便秘症。
☆用法・用量☆
1日1回12~24mgを就寝前に経口投与する。高度の便秘には、1回48mgまで増量することができる。なお、年齢、症状により適宜増減する。
☆禁忌☆
⚫︎本剤の成分又はセンノシド製剤に過敏症の既往歴のある患者。
⚫︎急性腹症が疑われる患者、痙攣性便秘の患者[蠕動運動亢進作用により腹痛等の症状を増悪する恐れがある]。
⚫︎重症硬結便のある患者[下剤の経口投与では十分な効果が得られず、腹痛等の症状を増悪する恐れがある]。
⚫︎電解質失調(特に低カリウム血症)のある患者には大量投与を避ける[下痢が起こると電解質を喪失し、状態を悪化する恐れがある]。
⚫︎妊婦。
☆基本的な注意☆
連用による耐性増大等のため効果が減弱し薬剤に頼りがちになることがあるので長期連用を避ける。
☆副作用☆
腹痛、下痢、吐き気など。
☆高齢者☆
一般に高齢者では生理機能が低下しているので慎重に投与する。
☆妊婦☆
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与する[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない]、なお、投与した場合、子宮収縮を誘発して、流早産の危険性があるので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には大量に服用しないよう指導する。
☆小児☆
低出生体重児、新生児、乳児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
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