薬のメモ帳〜アマリール錠〜




こんにちは😃のまりこです(°▽°)

今日は糖尿病治療薬、アマリール錠の勉強をしたいと思います。

アマリール錠は糖尿病治療薬の中のスルホニル尿素薬(SU薬)に分類されます。SU薬の中で最も使用されてるのではないでしょうか。

SU薬は、膵臓のβ細胞にあるSU受容体と結合し、インスリン分泌を促進させます。作用時間が長く、基礎分泌にあたるインスリンを増加させるため、空腹時血糖の是正に適しています。効果はインスリン分泌能が残っている患者さんに限られるので、1型糖尿病やインスリン分泌能が低下している患者さんには無効です。

この種類は低血糖か起きやすく、また長引いたり、一旦回復してもまた起こることがあるので注意しましょう。低血糖が起こると空腹感が生じて食欲が出ます。食べすぎてしまい、体重増加になることもあるので、症状が強い時は医師に相談しましょう。

 ☆アマリール錠の特徴☆

  • 小児(9歳以上)の2型糖尿病にも適応がある。
  • 他のSU剤に比べて半減期が短く、低血糖を起こしにくい。
  • インスリン抵抗性改善作用もあると言われている。

〈簡易添付文書〉

目次

☆規格☆

0.5mg 1mg 3mg OD錠(口腔内崩壊錠)もあり。

☆後発品☆

あり。

☆適応☆

2型糖尿病(但し、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る)。

☆用法・用量☆

1日0.5~1mgより開始し、1日1~2回朝又は朝夕、食前又は食後に経口投与する。維持量は1日1~4mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1日最高投与量は6mgまでとする。

☆禁忌☆

  • 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は糖尿病性前昏睡、インスリン依存型糖尿病(若年型糖尿病、ブリットル型糖尿病等)の患者[インスリンの適用である]。
  • 重篤な肝機能障害又は重篤な腎機能障害のある患者[低血糖を起こす恐れがある]。
  • 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリンの適用である]。
  • 下痢、嘔吐等の胃腸障害のある患者[低血糖を起こす恐れがある]。
  • 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。
  • 本剤の成分又はスルホンアミド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者。

☆基本的な注意☆

  • 糖尿病の診断が確立した患者に対してのみ適用を考慮する。糖尿病以外にも耐糖能異常・尿糖陽性等、糖尿病類似の症状(腎性糖尿、甲状腺機能異常等)を有する疾患があることに留意する。
  • 適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮する。
  • 投与する場合には、少量より開始し、血糖、尿糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、効果が不十分な場合には、速やかに他の治療法への切り替えを行う。
  • 投与の継続中に、投与の必要がなくなる場合や、減量する必要がある場合があり、また、患者の不養生、感染症の合併等により効果がなくなったり、不十分となる場合があるので、食事摂取量、体重の推移、血糖値、感染症の有無等に留意のうえ、常に投与継続の可否、投与量、薬剤の選択等に注意する。
  • 重篤かつ遷延性の低血糖を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意する。また、低血糖に関する注意について、患者及びその家族に十分徹底させる。
  • 小児に投与する際には、低血糖症状及びその対処方法について保護者等にも十分説明する。

☆副作用☆

低血糖、下痢、便秘など。

☆高齢者☆

高齢者では、生理機能が低下していることが多く、低血糖が現れやすいので、少量から投与を開始し定期的に検査を行うなど慎重に投与する。

☆妊婦☆

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しない[胎盤を通過することが報告されており、新生児の低血糖、巨大児が認められている(また、本剤の動物実験(ラット、ウサギ)で催奇形性作用が報告されている)]。

☆小児☆

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は9歳未満の小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。

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りこ
こんにちは。りこと言います。パート働いている2児のアラフォーワーママです🙋‍♀️ 毎日、食事を作る時間がない・・・と言うことで、「ホットクック」を購入!! 買ったからには使いこなしたい!と思い、ホットクックレシピを試行錯誤🌸 楽しく時短しています🎵よかったら参考にしてください(o^^o) よろしくお願いします🌼
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