今日は昔からある薬、抗アレルギー性緩和精神安定剤「アタラックスPカプセル」の勉強をしようと思います。
アタラックスPは中枢抑制効果があり、強い抗不安作用を持ち、抗精神病薬として神経症における不安・抑うつの軽減に使用されます。
それ以外に、抗ヒスタミン作用も併せ持っており、蕁麻疹や皮膚疾患の痒みなどにも使用される薬です。
目次
使い方
ハウスダストなどのアレルギーや、夜間の痒みで眠れない睡眠障害の人によく処方されます。
なので、皮膚科で処方されるのも見かけます。
不安で眠れない人にも使われるので、しばしば精神科でも処方されますが、近年ではあまり抗精神薬としては使われていません。
しかし、緩和目的で使用されこともしばしばあります。
また、不穏の時にも使用されます。
アタラックスPの特徴
- 服用後2〜3時間ほどで効果かピークになるたま
- 眠気が強いので、服用は寝る前が推奨
- 抗精神病薬+抗アレルギー作用の薬はアタラックスPしかない
- 第一世代の抗ヒスタミン薬なので、抗コリン作用の副作用が出やすい
- 錠剤、散財、注射、カプセルと剤形が豊富
副作用
- 眠気
- 倦怠感
- 便秘
- 口渇
など。
考察
私の病院でもたまに処方されます!
定期で服用する人は、ほとんどありません。頓用での使用がほとんどです。
痒くて寝れない時は試してみてください(o^^o)
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抗アレルギー性緩和精神安定剤って聞いたことないわ。どんな薬なのかしら??