こんにちは😊のまりこです🤓
今日は2021年9月に2型糖尿病治療薬として発売された新薬、ツイミーグ錠の勉強をしようと思います。
ツイミーグ錠は、糖尿病薬の新規作用機序の薬剤としては7年ぶりに発売された薬です。世界に先駆けて、日本で発売となりました。

初めて聞く薬だね。どんな作用なんたろう。
ツイミーグ錠は1剤で、インスリン分泌機能促進とインスリン抵抗性増大作用を持ちます。
簡単に言うと、SU剤とビグアナイド薬とピオグリタゾンの3剤のいいところを合わせた合剤のような効果を待ちます。
まだ新薬なので2週間しか処方が出せません。発売から1年経つと長期処方ができるようになるので、そうなると処方される件数が増えるかなーと思います。
私の病院では採用はありませんが、話題にはなっています😃
どの程度血糖が下がるのか興味ありますね⭐️
〈作用機序〉
糖代謝の維持に深く関わるミトコンドリアへの作用を介して、インスリン分泌を促進させ、肝臓・骨格筋での糖代謝を改善し、血糖降下作用を示します。
〈ツイミーグ錠の特徴〉
- 他の糖尿病治療薬との併用でHb A1cを優位に低下させる。
- ピグアナイド薬との併用で消化器系副作用が増大する。
- 腎機能の悪い人には使用できない。
- 脂質量、TG、コレステロール量低下作用をもつ。
〈簡易添付文章〉
目次
☆規格☆
500mg
☆適応☆
2型糖尿病。
☆用法・用量☆
通常、成人には1回1000mgを1日2回朝、夕に経口投与する。
☆禁忌☆
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
- 重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は糖尿病性前昏睡、1型糖尿病の患者[輸液、インスリンによる速やかな高血糖の是正が必須である]。
- 重症感染症、手術前後、重篤な外傷のある患者[インスリン注射による血糖管理が望まれるので本剤の投与は適さない]。
☆基本的な注意☆
- 腎機能障害を有する場合、本剤の排泄が遅延し血中濃度が上昇するおそれがあるので、腎機能を定期的に検査することが望ましい。
- 本剤の使用にあたっては、患者に対し、低血糖症状及びその対処方法について十分説明すること。
- 低血糖症状を起こすことがあるので、高所作業、自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること。
- 投与する場合には、血糖を定期的に検査し、薬剤の効果を確かめ、3ヵ月間投与して効果が不十分な場合には、より適切と考えられる治療への変更を考慮すること。
- 本剤とビグアナイド系薬剤は作用機序の一部が共通している可能性があること、また、本剤とビグアナイド系薬剤を併用した場合、他の糖尿病用薬との併用療法と比較して消化器症状が多く認められたことから、併用薬剤の選択の際には留意すること。
☆副作用☆
低血糖、下痢、便秘、吐き気など。
☆高齢者☆
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。
☆妊婦☆
胎児奇形が報告されているので推奨されない。
☆小児☆
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
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