こんにちは🤗
今日は面白そうな記事があったのでご紹介🙌
大正製薬は、弘前大学、京都大学と共同で、日本人女性のメンタル不調に鉄分不足が関係していることを確認したと発表した。憂鬱さを感じた場合などに鉄分を補給することで、メンタルの不調をサポートすることが期待できるとみる。今後も鉄分と女性の健康課題の関連性について研究するとともに、得られた知見を製品開発につなげていく。
化学工業日報
目次
貧血とは??
貧血とは、血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの量が少なくなった状態のことです。
ヘモグロビンは全身に酸素を運ぶ重要なはたらきをしています。しかし、ヘモグロビンの量が少なくなると運べる酸素の量も少なくなって全身が酸欠状態となり、めまいや立ちくらみ、頭痛などのさまざまな症状が現れるようになります。
特に女性は月経で血液を失うため貧血になりやすく、中でも若い女性はダイエットや偏食など不摂生な食生活によって貧血になる人が増加傾向にあるとされています。

メンタル不調と鉄分不足
弘前大などが主催する住民の健康増進活動「岩木健康増進プロジェクト」のビッグデータを活用し、日本人女性のメンタル不調と鉄分不足の関係性を検証しました。
赤血球を構成するヘモグロビンの合成には鉄分の必要性が知られています。

「憂鬱だ」「仕事が手につかない」
などメンタル不調が表れているグループは赤血球数の平均値が低値である結果が出た。
「物事に集中できない」「仕事が手につかない」といった症状が表れているグループでは、血清フェリチン(貯蔵鉄)が低かった。
抑うつ傾向の程度判別に用いられるCES-D値と血中鉄関連成分についても調べたところ、26点以上を抑うつ傾向グループとした場合、このグループでは血清フェリチン、ヘモグロビンがともに低い値を示しました。
血清フェリチンは鉄分不足の水準以下、ヘモグロビンは貧血の水準以下にあることも分かりました。
考察
もともと、貧血の症状は、
- 倦怠感
- ふらつき
- めまい
- 息切れ
- 動悸
- 集中力の低下
など、「ちょっと疲れがでてるかな?」と思うような症状なのでこの結果については当然かなと思います😊
女性の方で、このような症状で悩んでいる方は、ただの疲れや寝不足、精神病ではなくて「貧血」かもしれません。
鉄剤を飲むことで症状は改善されるかもしれません。実際私も、貧血で動悸などが酷かった時期がありましたが、鉄剤を服用し、改善してからはそのような症状は減りました😄
たかが「貧血」かもしれませんが、侮らないように気をつけましょう!
参考
- メディカルノート
- 化学工業日報
女性に多い貧血。まずは貧血について見ていきましょう。