同効薬の違い〜糖尿病治療薬・αーグルコシダーゼ阻害薬〜




食事をしたあとは、だれでも血糖値が少し高くなります。ところが食後の血糖値が正常範囲を超えて、異常に高くなるタイプの人がいます。
こうした食後高血糖タイプの人は、糖尿病になりやすく、また動脈硬化を起こしやすいという特徴があります。さらに食後高血糖の状態を放置していると、心筋梗塞など心疾患を起こすリスクも高いことがわかり、注目されています。
健康診断などで血糖値が少し高い(糖尿病予備軍)といわれても、「まだ糖尿病ではない」と安心して、放置している人が少なくありません。ところが糖尿病予備軍の段階でも、食後高血糖のタイプはかなり多いので、注意が必要です。

αーグルコシダーゼ阻害薬は、αーグルコシダーゼの作用を阻害し糖の吸収を遅らせることで食後高血糖を抑制します。

単独投与では空腹時血糖はさほど高くなく、食後高血糖になるようなインスリン非依存性の場合に、併用投与では食後著しい高血糖がある患者に有効です。

体重は増加しにくく、単独では低血糖は起きにくいです。

服用は食直前です。食後しばらくたって服用しても意味がないので注意しましょう!

副作用は、消化器症状(下痢・便秘)が多いです。飲み続ける事で、徐々に軽減してきます。

グルコバイ錠(アルカボース)

  • αーグルコシダーゼ阻害作用に加えて、膵液・唾液中のα^アミラーゼ活性を阻害する作用もあります。そのため、血糖改善効果が1番強い。
  • 消化器症状などの副作用の報告が多い。
  • 心血管イベント・高血圧の発生予防に有効という研究結果の報告がある。
  • 吸湿性があるので一包化は不可。
  • 後発品あり。

ベイスン錠(ボグリボース)

  • 0.2mg製剤のみに、「耐糖能異常における2型糖尿病の発生抑制」の適応があ流。

耐糖能異常と診断され、食事療法・運動療法を一定期間行っても改善されず、かつ高血圧・脂質異常症、肥満、家族歴のいずれかを有する場合に限定されますが、「発生抑制」は他にはない適応です!!

  • 食後GLPー1分泌の促進や動脈硬化の進展抑制の報告がある。
  • 後発品あり。
  • 副作用が少ない。

セイブル錠(ミグリトール)

  • 他の2剤に比べると、下痢の副作用が多い。
  • A1cを下げる効果は1番強い。
  • 後発品あり。
  • インスリン抵抗性改善作用があるとの報告がある。
  • 内臓脂肪を改善して体重やBMI現象効果があると言われている。
  • 食後GLPー1分泌の促進や動脈硬化の進展抑制の報告がある。

考察

2016年の日経メディカルの調査では、Drの6割がベイスン錠の処方だったようです。理由として多かったのは副作用が少ないからだそうですが、使い慣れている薬を使っている印象です。

3書類とも効果はそんなに変わらないかな・・・。

他の薬にプラスして服用している人が多いです。食後血糖は見落としやすいので、もし気になるようならかかりつけのDrに相談して検査してみてくださいね。空腹時の採血じゃ、食後高血糖かはわかりませんので。

ちなみに私は・・・妊娠中、食後血糖値高かったです・・・(T . T)

参考

  • 新・違いがわかる!同種・同効薬
  • 日経メディカル

Follow me!




シェアしてくれると嬉しいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
Avatar photo
リン子
リン子と言います。時短で働いている2児のアラフォーワーママです🙋‍♀️ 義理両親と完全同居中。同居のこと、育児のことなど気持ちの整理・記録を残そうと思ってブログを始めました。ゆるーく、楽しく(たまに愚痴も笑)書いていこうと思います🙇‍♀️よろしくお願いします🌸 ⚫︎結婚して7年 ⚫︎同居して5年 ⚫︎職業は病院薬剤師 ⚫︎子供は4歳(女)と2歳(男) ⚫︎愛車はセレナ ⚫︎SMAP好き ⚫︎辛い食べ物好き
PAGE TOP